飲食店の口コミを増やす方法。席・会計・退店の3か所を見直す
飲食店の口コミは、店を出てから書かれることがほとんどありません。書かれるのは、店内にいるうちにきっかけがあったときです。だからこそ、見直す場所は接客の質ではなく、お客様の手が空く場面になります。
1. 席:料理を待つ時間と、食べ終わった後
席で口コミが書かれやすいのは、料理を食べ終えて会計を待つ数分です。この時間はほとんどのお客様がスマホを触っています。逆に、料理が並んでいる最中の案内は届きません。
卓上に置くなら、メニュー表の最後のページか、卓上スタンドの裏側ではなく正面に。1行の説明を添えます。「お食事の感想を教えてください」といった、投稿ではなく感想を求める書き方のほうが読み進められます。
2. 会計:スタッフが声をかけられる唯一の接点
会計は、店舗側から言葉を添えられる最後の場面です。ここでの一言があるかどうかで、卓上の案内が見られる確率が変わります。
- 誰が言うか(会計担当が固定なら迷いが減る)
- いつ言うか(カードを返すとき、レシートを渡すとき)
- 何を言うか(20文字程度の1文に決めておく)
見返りを条件にした依頼はできません。声をかけるのは感想までにとどめ、投稿するかどうかはお客様の判断に任せます。
3. 退店後:レシートと持ち帰りの導線
レシート、テイクアウトの袋、ショップカード。持ち帰るものにQRを載せると、帰宅後に書かれることがあります。ただし店内より率は下がるため、席と会計の導線を整えたあとの追加施策として考えるほうが順番として無理がありません。
4. 業態ごとに効く場所は違う
居酒屋は滞在時間が長く、卓上の案内が見られやすい一方、酔いの入った時間帯の依頼は避けたほうが無難です。カフェは滞在中の手が空きやすく、席の導線が効きます。ラーメン店など回転の速い業態は、会計とレシートに集約したほうが現実的です。
自店の平均滞在時間と、お客様がスマホを出すタイミングを1週間だけ観察すると、置き場所の答えが出ます。
5. 集まった声を翌月の営業に使う
件数だけを追うと、途中で目的が薄れます。口コミの内容には、待ち時間、味の濃さ、席の間隔など、店内では言われないことが書かれます。月に1回まとめて読み、次の1か月で1つだけ変える。この幅なら続きます。
100ラボでは、アンケートと口コミの内容をAIが分析し、月次レポートで改善アクションを提案します。33席の和食居酒屋の運用例は事例資料にまとめています。
※本記事の内容は一般的な運用方法の整理です。口コミの増加や評価の改善を保証するものではありません。Google口コミへの投稿は、お客様ご自身の判断で行われます。
